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簡単DIYで作れる、壁一面の本棚に壁一面のクローゼット!

西山 芽衣さん/西千葉工作室 代表、山形 陽平さん/設計事務所勤務

千葉の稲毛海岸にある団地の一室。元々 “DIY可能な賃貸”のモデルルームだったその部屋の、DIYディレクションを引き受けたのが、この団地と芽衣さんとの出会いのきっかけ。内覧会やDIYワークショップなどを行い、モデルルーム期間が終わって入居者を募集する段階で、すっかり団地を気に入ってしまった芽衣さんが旦那さんの陽平さんを説得、1年半前からここで暮らし始めた。

簡単DIYで作れる、壁一面の本棚に壁一面のクローゼット!

モデルルームのコンセプトが、若い女性を想定した“DIY初心者のための部屋” というものだったので、二人で住むことになった際に内装をDIYで一新。

壁も可愛い色だったものを、シルバーに塗り直し、今は二人のお気に入りのアートピースが飾られている。「元々鉄の配管や、シルバーの換気扇ダクトがむき出しで、無機質なものが多かったので、それに合わせて壁もシルバーに塗って統一感を出しました」と陽平さん。

寝室の壁一面を埋めるクローゼットは「収納が全くなかったのでDIYしました。一見難しく見えますが、四角い箱をいくつも作ってジョイントしているだけの簡単DIY。ポールラックもインパクトドライバーのアタッチメントで穴を空け、そこにステンレスパイプを通しただけなんです」と芽衣さんが一人でDIYしたもの。

「作る前に入れるものを考えて、サイズを決めたら、そのサイズの四角をいくつも作る。りんご箱のようなボックスを重ねていくイメージです」

逆側の壁も有孔ボードを使って収納スペースにアレンジ。

ダブルサイズのベッドフレームも2×4材を組み合わせて作ったそう。

壁一面を埋めるDIYで作った本棚には様々な本が所狭しと並んでいる。

「DIY可能な賃貸なので、壁に打ち付けられるように、元から木の間柱が付いていて、そこに棚を付けていきました。最初はL字金具で棚板を取り付けていたのですが、本が重すぎて傾いてしまい、キープするために、コの字の板を打ち付ける方法で作り直しました」

本棚の前のベンチチェアもDIYしたもの。

ベンチの上にウレタンを置いて、布を巻きクッションに。DIYに使うファブリックは日暮里の布の問屋街で購入することが多いそう。

同じ要領で作られたベンチソファ。ロの字に組まれた土台に板をのせ、その上にカットしたウレタンベッドマットを布で包んでのせたもの。

ベンチソファが好みのサイズで簡単に作れこのクオリティ、ぜひ真似してみたいDIY。

 

キッチンの収納棚もDIYされたもの。「木の天板のままだとシミがついてしまうので、ネットでオーダーしたステンレス板を貼っています」

食器は割ったり、買い足したりすることが多く、同じアイテムで増やしていきたいとのことでインダストリアルなデザインのものをチョイス、その代わり一生使いできる鍋や調理器具などは、こだわりの一品が多く並ぶ。

「アイテムが並んだ時の見え方を大切にしています。お皿はマットなもので揃えたり質感を合わせたり。調理器具は黒かシルバーに統一しています」シンプルなDIYでもチープに見えないのは、置かれているアイテム選びがポイントに。

 

「手が込んでいない簡単なDIYだけだと部屋全体がラフで手作り感のある印象になってしまう、でも合わせるものや並べるものを工夫することで、ラフすぎない空間作りができる」というリビングの椅子は、カッシーナのキャブ、ヴィトラ、結婚祝いに友人達からもらったというジャン・プルーヴェのスタンダードチェアなどが並ぶ。

「今は賃貸なので暮らしやライフスタイルが変わった時に、引越し先によっては大きな家具は持っていけないかもしれないので今の家に合ったものをDIYで作り、椅子など持っていけるプロダクトは今から好きなもの、こだわりのものを選んで揃えています」という芽衣さん。

そんな椅子達が並ぶ大きなテーブルもベンチソファ同様、ロの字の台に箱を重ねてジョイントしたDIYテーブル。テーブル脚も箱状にすることで収納スペースとして活用している。

骨董屋さんで見つけた大きなフラワーベース。グリーンは生のものだけでフェイクは置かないそう。

「昔から近所にあるような街のお花屋さんを見つけては物色しています。持ちがよく変化を長く楽しめるので枝物や葉物を選ぶことが多いです」

鹿の角は二人の結婚式の待ち時間の間に、神社でやっていた骨董市で時間つぶしをしていた陽平さんが見付けたという思い出の品。「小さい頃から恐竜や化石が好きだった」という陽平さんがキャンプに行った際に拾ってきた(!)イノシシの頭蓋骨と一緒にディスプレイ。

ベランダの床にはすのこ状に木材を貼り高さを上げ、ウッドデッキ風にアレンジ。朝ごはんを食べたり、お酒を飲んだり、ベランダから見える景色を楽しみながら過ごしているそう。

大学時代の同級生という二人は、在学中はプロジェクトや製作、卒業してからも仕事を一緒にする機会があったそうで、DIYをはじめ、夫婦の物事の決め方もプロジェクトのようにビジネスライクに進めることが多いそう。

「DIYをする時、何かを買う時 “なぜそれが必要なのか、なぜそれでなくてはいけないのか、費用対効果” などをお互いプレゼンテーションするんです。話し合ってお互い納得して買い物したり、色んなことを決めたりしていくので揉めることもほとんどありません。でも、ペンディング案件もたくさん!」と笑う仲良しな二人。

地域活性プロジェクトやDIYのレクチャーなども仕事にしている芽衣さん。DIYに挑戦する人へのアドバイスは?

「木材のカットは購入したホームセンターにお願いして、できるだけ手を抜けるところは抜くのが私達のDIYのポイント。 “収納棚を作る” というと大変に聞こえますが、我が家のクローゼットやテーブル脚収納に使っている基本の四角い箱の作り方さえマスターしたら、組み合わせやアイデアでたいていのものはなんでも作れちゃいます!」

PROFILE
西山 芽衣さん/西千葉工作室 代表、山形 陽平さん/設計事務所勤務

団地での借り暮らしの日々を、Instagramで紹介中。
https://www.instagram.com/ourdanchilife/

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